地方で暮らすなら山形県に注目!

様々な施設が充実した都会で生活することに魅力を感じる人が多い一方で、人ごみや通勤ラッシュ、治安の悪さなどにストレスを感じて、地方に移住したいと考える人も増えているようです。地方には自然が多く、静かで落ち着いた環境の中で暮らすことができますし、住居費や生活費も都会よりは割安なので、環境に馴染むことができれば、都会よりは暮らしやすいのかもしれません。ですから、ここでは地方での暮らしに興味がある人に、私が一押しする山形県への移住をおすすめしたいと思います。

山形県は、東北地方にある日本海に面した県です。県の面積は約9,325平方キロメートルで人口は2020年6月の時点で1,067,772人となっています。また、山形は、県全体の面積のおよそ85%が山地となっているので、林業が盛んな印象がありますが、実は農業にも力を入れています。最近では、特産物のサクランボや洋ナシ、ブドウなどの果樹類が人気を集めており、果物の産地として注目を集めています。

このような特徴を持つ山形県では、県内への移住を促進する動きがあり、山形県移住支援事業として最大100万円の移住支援金の支給を行っています。支給を受けるための条件は、「東京23区内で働いた経験が5年以上あること」「東京圏から山形県に移住して就業すること」など、細かく設定されていますが、資金援助は大きな魅力ではないでしょうか。しかも、仕事探しに不安を感じる場合は、山形県が運営している「就業支援マッチングサイト」を活用すれば、どのような仕事が山形にあるのかを知ることができます。仕事の有無は移住に向けての大きな課題となっているので、このようなサイトの活用を積極的に行うと、不安の解消に役立つでしょう。